カメムシの対策にお困りの方が多いと思います。
無理に駆除しても臭くなるし・・・。カメムシは家庭だけでなく、野菜を育てている場合にも被害をもたらすため、対策が必要です。
実は、意外なことにカメムシ対策に「コーヒー」が効果的だとご存じでしょうか。
この記事では、コーヒーがなぜカメムシに効くのか、簡単に作れるコーヒースプレーの作り方や使用済みのドリップコーヒーを使用した対策方法、そしてその際の注意点について詳しく解説します。
コーヒーを使って、安全かつ効果的にカメムシを退治しましょう。
・コーヒーを使ったカメムシ対策
・コーヒースプレーの作り方
・コーヒーでカメムシを駆除する際の注意点
カメムシ対策としてのコーヒーの活用方法
コーヒーを使ったカメムシ対策には、以下の方法があります。
- コーヒースプレー
濃いめに淹れたコーヒーをスプレーボトルに入れ、植物の葉に吹きかけます。2週間ほど続けると効果が出てきます。 - コーヒーカスの散布
使用済みのコーヒーカスをカメムシが出る場所に撒くことで、カフェインの効果で駆除が期待できます。 - コーヒーカスを置く
カスを布や容器に入れ、カメムシがよく現れる場所に置きます。
コーヒースプレーの作り方
- 濃いめにコーヒーを淹れる(通常の1.5倍の粉を使用)
普段より濃いめに淹れることで効果を発揮します。
しかし、濃く淹れ過ぎると逆効果になることや植物に影響を与える可能性があるので、注意しましょう。 - 冷ましてから、水で薄める(コーヒー1に対して水2)
植物への影響を緩和させるために水で薄めます。 - スプレーボトルに入れ、葉の表裏に吹きかけます
2日に1回の頻度で行います。
特に、葉の裏に隠れていることが多いので、しっかり裏にも吹きかけましょう。
コーヒースプレー使用時の注意点
- コーヒーの濃度調整
濃すぎるとカメムシが引き寄せられる可能性があります。 - 定期的な使用
効果を維持するため、定期的にスプレーしましょう。 - 植物への影響
酸性を好まない植物には影響が出る可能性があるため、少量でテストを行ってください。
コーヒーカスの散布
ドリップした使用済みのコーヒーカスをカメムシが発生しているところに直接散布します。
カフェインの効果によりカメムシ寄ってこなくなることや麻痺させる効果が期待されます。
コーヒーカスを置く
ドリップ後の使用済みコーヒーカスをそのまま置くことで効果を発揮します。
また、使用済みのコーヒーカスを布や容器に入れて置くことで、土壌への影響を抑えることができます。
コーヒーがカメムシに効果のある理由
コーヒーは自然成分を利用した安全な駆除方法です。
カフェインがカメムシの神経系に作用し、麻痺させる効果があります。
また、コーヒーの苦味成分がカメムシを遠ざける効果があります。
コーヒーの苦みがカメムシの嗅覚を刺激し、近寄らなくなります。
・ハダニ
・アブラムシ
・ヨトウムシ
・ネコブセンチュウ
カメムシの捕獲方法
コーヒーによりカメムシが寄ってこなくなったとしても、それには限界があります。
もし、カメムシを捕獲する際は、接触を避けて効率的に行うことが重要です。
捕獲には、以下の3つの方法がおすすめです。
家の中で見つけた場合、カメムシをお箸で優しくつまみ、外にリリースすることで、家の中に臭いが広がるのを防げます。
・ガムテープで捕獲
粘着面にカメムシを貼り付けて捕まえる方法で、臭いの放出を防ぐ効果があります。
・ビニール袋やペットボトルを使用
屋外での捕獲に適しています。容器にカメムシを追い込み、臭いを抑えながら捕獲できます。
やってはいけない捕獲方法
・掃除機で吸う
掃除機の中でつぶれて臭いにおいを発生させます。
・叩いたり潰したりする
叩いたりつぶすと臭いにおいを発生させます。
・効果が遅い防虫剤を使う
カメムシにストレスを与え、臭いを発生させる原因になります。
まとめ
コーヒーを使ったカメムシ駆除は、自然成分を利用した安全な方法です。
適切な使用量で効果を最大化し、他の害虫にも効果的です。
カメムシに困っている方は、ぜひコーヒーを試してみてください。
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