花粉症の市販薬で眠くならないものは?なぜ眠くなるのか?

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花粉症市販薬 生活

花粉症の季節になるとくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状で辛いですよね。

症状を抑えるための薬を服用しても、今度は眠気が・・・という体験をしている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、花粉症対策の市販薬で眠くなりにくいものを紹介します。
また、なぜ、花粉症の薬を服用すると眠くなるのかを解説します。

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花粉症の市販薬で眠くならないもの

薬で眠くなる

花粉症の市販薬で眠くならないものを2点ピックアップしました。

花粉症の市販薬は数多くありますが、その中で眠くならないものとして、「自動車運転の注意がない」市販薬に絞って紹介しています。

アレグラ(フェキソフェナジン)

花粉症にお悩み方は、目にしたことがあるかもしれませんが、市販薬としては有名です。

脳に影響を及ぼしにくいため、眠くなりにくい薬です。
※自動車運転の注意なしです。

この薬は、有効成分のフェキソフェナジン塩酸塩配合で、ヒスタミンの受容体をブロックする「第2世代の抗ヒスタミン薬」です。

・花粉やハウスダストによる鼻水、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー症状に効果を発揮
・空腹時にも服用可
・1回1錠、1日2回の服用で、効き目が1日継続
・15歳以上

クラリチン(ロラタジン)

脳に影響を及ぼしにくいため、眠くなりにくい薬です。
※自動車運転の注意なしです。

この薬は、抗ヒスタミン薬の「ロラタジン」を配合した抗アレルギー薬で、「第2世代抗ヒスタミン薬」となっています。

・花粉、ハウスダストによる鼻水、鼻づまり、くしゃみに効果を発揮
・食後に服用
・1日1回1錠
・15歳以上

花粉症用の薬はなぜ眠くなるのか

花粉症の治療で使われる主な薬は、「抗ヒスタミン薬」です。
この抗ヒスタミン薬を服用すると、脳内のヒスタミンの働きを阻害してしまいます。
もう少し詳しく説明すると、ヒスタミンは脳を活性化するものですが、抗ヒスタミンが脳内に移動し、脳のヒスタミンの作用を阻害します。
これにより脳の動き(判断や思考など)を低下させるため、眠くなるように感じるのです。
花粉症に効く市販薬の多くは、第1世代の抗ヒスタミン薬となっており、この第1世代抗ヒスタミンは即効性がありますが、脳内へ薬が行きやすく、脳の効率が低下してしまいます。
薬の中には、眠くならないためにカフェインが混ざっていることがほとんどで、眠気が多少おさまるかもしれませんが、脳のパフォーマンスは低下したままです。
そこで、眠くなりにくい(脳のパフォーマンスが低下しにくい)のが、「第2世代抗ヒスタミン薬」です。
第2世代抗ヒスタミンの中でも、「自動車運転の制限がないもの」と「自動車の運転を注意させるもの」があります。
上記でもご紹介した「アレグラ」、「クラリチン」については、自動車運転の制限がありません。
つまり、第2世代の中でも、より脳への影響が少ないことがわかりますので、脳のパフォーマンスを低下させず、花粉症の症状を抑えることに向いている薬といえます。

まとめ

今回紹介した2つの薬は、眠くなりにくいのが一番のメリットです。
仕事をしていて車の運転の機会がある人は、今回の市販薬をおすすめします。

また、今回の市販薬で花粉症に十分な効果が得られる場合は、脳への影響が少ないので、勉強や仕事をする方にとっては最良の薬になると思います。

しかし、花粉症の症状やその人の体質によっては、花粉症の症状を抑えきれないかもしれません。
その場合、くしゃみや鼻水によって集中力が乱される可能性があります。

花粉症の症状に効く薬は、ほかにもまだまだありますが、眠気を起こす可能性があります。

自分の花粉症の症状と眠気を天秤にかけて、最良の薬を選ぐ必要があります。
車を運転する方は、薬選びには特に注意しましょう。

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