簡易トイレの備蓄の目安はどの程度?簡易トイレを選ぶポイントについて

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簡易トイレを選ぶポイント 生活

災害が発生し、断水が起きるとトイレが使えない問題が生じます。

避難所にトイレは設置されますが、臭かったり、汚かったりすることが多いです。
かといって、我慢し続けることもできず、また、我慢することで体調が悪くなることもあります。

そこで活躍するのが簡易トイレです。

一般社団法人日本トイレ協会の2023年の調査では、簡易トイレの備蓄をしているのは2割程度となっていますので、まだまだ備蓄している人が少ない状況です。

実際、災害時にはトイレの問題で困る方が多くいますので、まずは最低限必要な数の簡易トイレの備蓄をしましょう。

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簡易トイレの備蓄数の目安について

備蓄数の目安を考えるには以下のことを考慮します。

・使用する人数
・トイレの使用頻度
・災害の期間

使用する人数とトイレの使用頻度について

基本的には、家族全員分の人数で考えます。

成人の排泄回数は、平均で5回です。
まずは、家族の人数×5回で考えましょう。

正しく想定するのであれば、普段、家族がトイレに行く回数をカウントするのが一番です。

災害の期間について

国が備蓄を推奨する期間は7日間です。

ご自身で想定する災害の期間が「もっと長い」ということであれば、日数を増やしましょう。

備蓄数の目安について

1人暮らしであれば、
1人×5回×7日間=35回分

2人暮らしであれば、
2人×5回×7日間=70回分

3人暮らしであれば、
3人×5回×7日間=105回分

4人暮らしであれば、
4人×5回×7日間=140回分

5人暮らしであれば、
5人×5回×7日間=175回分

あくまでも目安となりますので、トイレに行く頻度が多ければ回数を増やして計算しますし、災害の期間をもっと長期で考えるのであれば簡易トイレの備蓄数は増やさなければなりません。

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簡易トイレを選ぶポイント

トイレ

簡易トイレの種類

簡易トイレは、便器で使用できるタイプと簡易的な便器付きのトイレがあります。

家で使用することを想定しているのであれば、便器で使用できるタイプでいいでしょう。

簡易的な便器付きトイレは、少し大きいので備蓄するのにやや難があります。

凝固剤の性能

凝固剤を使用して、排せつ物を固めますが、できるだけ早く固まるものを選びましょう。
これは固まることで、消臭や抗菌性能を発揮するためです。

※消臭効果・抗菌効果・防臭効果があるかを確認しておきましょう。

袋について

厚手で丈夫な耐久性の高い袋を選びましょう。
排せつ物が入った袋が破れたら大変なことになります。簡易トイレを使うタイミングは断水時が想定されますので、簡単に掃除することもできません。

また、臭いが外に漏れないように、袋がしっかり縛れるのか、袋のサイズを確認しましょう。

なお、中身が見えるのもよくないので、黒色の袋を選びましょう。

使いやすさ

子育て世帯などは、トイレの使用頻度が多くなりますので、その都度セッティングするのは大変です。

まとめてセッティングできるタイプの簡易トイレもありますので、状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

袋のサイズは大きすぎると、便器についてしまいますので、便器につかないサイズに切らなくてはいけなくなります。

また、袋のサイズが小さすぎると、袋を縛るのが難しくなります。

よって、トイレのサイズにあったものを選ぶことが大切になります。

おすすめの簡易トイレについて

簡易トイレは様々な種類が販売されていますので、ご自身の環境によって選ぶものが変わってきます。

環境や状況に応じて使いやすい簡易トイレを紹介します。

収納のしやすさで選ぶなら


A4サイズ(11cm×21cm×29.7cm)であるため、書棚や引き出しなどに保管できるため、すっきり収納が可能です。


コンパクト(15.4cm×18.2cm×34.8cm)で収納がしやすく、箱が頑丈です。
防災ハンドブックが入っているのもポイントですね。

取り替え時の負担軽減で選ぶなら

 1度セットすると10回使えるため、手間の少ない商品です。
10枚重ねでセットできるため、使うたびに1枚ずつ取り外しを行うだけなので、再度セットする必要がありません。
トイレの使用頻度が多い子育て世帯や人数の多い世帯におすすめです。

オシャレさで選ぶなら

アートな防災ができる商品です。
アートとして部屋に飾っておいて、実は簡易トイレという優れもの。
箱のサイズは17cm×17cm×25mm、アートの部分は14cm×14cmで写真などに差し替えることもできます。
1箱で5回分の簡易トイレが入っているため、1人の1日分に相当します。
簡易トイレを用意するか迷われている方は、オシャレさで選ぶのもありですね。

まとめ

災害が起きると、トイレの問題がよく挙げられますが、実際に備蓄をしている方は2割程度と少ない状況です。

懐中電灯や水、トイレットペーパーなどは5割以上の方が用意しています。

まだまだ、簡易トイレを用意している家庭が少ないですが、災害が起こって困ったり、やっぱり用意しておけばよかったとならないように、しっかり準備をしておきましょう。

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